平成27年度 春夏コース 野外講座「歴史の現場を訪ねる」
4月9日 木曜日、第1回目となる歴史の現場は、奈良県です。
徳島を7:20に出発し、10:20頃、奈良公園へ到着しました。
まずは、藤原鎌足を祖とする藤原氏の氏寺、興福寺へ。
興福寺・南円堂
奈良のシンボル、五重塔(50.1m)。
木造の塔としては、東寺の五重塔に次ぎ2番目に高いそうです。
江戸時代末期から明治時代にかけての町家の面影を残す“ならまち”を通り、
世界遺産、元興寺へ。
蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の寺院、
法興寺(飛鳥寺)の後身となるお寺です。
昼食をとり、鮮やかな朱塗りが美しい世界遺産、春日大社へ。
霊験あらたかなパワースポットです☆
鹿さんがお出迎え^^
南門
春日大社は、国の繁栄と国民の幸せを願い、1,300年ほど前に建立されました。
本年は、第六十次 式年造替(しきねんぞうたい)。
20年に1度、「造替(本殿の位置は変えずに造り替える)」の年にあたります。
2年ほど前に話題になった出雲大社や伊勢神宮の「遷宮」は、神さまのお引越しですね^^
式年造替を記念して、造替前の御本殿が特別公開されています。(5/31迄)
20年に1度の、貴重な体験をさせていただきました。
お住まいと御神宝を新たにすることで神さまにリフレッシュしていただき、
新たな力強い御神威で、ご加護をいただきたいという願いから始まった祭典だそうです。
(20年に1度)×(60回目)=1,200年(!)にも渡り、
脈々と受け継がれてきたんですねぇ。。。(遠い目)
歴史の重みと奥深さをたっぷりと堪能した、古都奈良、
歴史の現場でした^^