6月6日(木)
平成25年度 春夏コースの第3回目となる野外講座「寺院と古城から日本文化史を探る」旅。
新緑の京都 三尾(さんお)※を訪ねて
栂尾山(とがのおさん)高山寺と高雄山(たかおさん)神護寺に行ってきました。
※京都西北の山間地、高雄(高尾)、栂尾(とがのお)、槇尾(まきのお)を合わせて三尾と呼ばれ、
古来より紅葉の名所として知られています。
7:20マリンピア出発 桂川PAで人数分のお弁当を積み込み車内で昼食
京都らしくお弁当の名前は「舞妓はん」、お茶付き!おいすぃ~
はっ!撮影する前に少し食べてしまったぁ…↑卵焼きと空揚げは、どこにあったでしょう?
11:50 栂尾山 高山寺に到着。
高山寺は、世界文化遺産です
市営駐車場より裏参道の階段を登ります。
国宝 石水院へ
石水院は、明恵上人(1173~1232)が後鳥羽院より学問所として賜った建物です。
善財童子(ぜんざいどうじ) 和みます
後鳥羽上皇の勅額「日出先照高山之寺」 華厳経からとられた一句だそうです。
寺号“高山寺”は、ここから付けられました。
高山寺といえば、こちら
カエルやウサギが擬人化されて描かれた「鳥獣人物戯画」
歴史の教科書に載っていましたね~ こちらには、全4巻のレプリカがあります。
石水院を出ると間もなく左手に“日本最古之茶園”の石碑が立つ栂尾茶園があり、
垣根の内側にはお茶の木がいっぱい植えてありました。
古くから明恵上人は「茶祖」、栂尾山は茶の発祥地といわれており、
宇治の茶業者は毎年自家製の新茶を上人の廟前に献供(11月8日)するのだそうです
12:45 高雄 神護寺へ。
高雄山の中腹にある神護寺は、古くから紅葉の名所として親しまれています。
平安京造営の責任者であった和気清麻呂(733~799)が建立したのが始まりで、
その後、最澄は天台宗、空海は真言宗の基礎をこの地で築いたと言われています。
澄み切った空気と青紅葉に心が癒されます。
駐車場から神護寺への道のりはなかなかハードな坂道であります。
楼門
鐘楼
和気公霊廟
金堂 朱塗りの組み細工が立派
金堂から石段を下りたところに、五大堂・毘沙門堂があります。
閼伽井(あかい) 弘法大師が自ら掘られたと伝えられる井戸
ぐるっと一巡して、再び楼門へ。
神護寺をあとにします。
帰りは、嵐山・高雄パークウェイを通り嵐山へ。
修学旅行のバスがいっぱい。
嵐山でお土産を購入し、旅は終了です。
どらサァヤどら焼きの中に生八ツ橋が入っています。
今回訪れた栂尾山高山寺・高雄神護寺にて、御朱印を頂いて参りました
パンフレット
紅葉の季節にぜひ、再訪したいものです…