野外講座 寺院と古城から日本文化史を探る ~京都~

2013.06.14

6月6日(木)

平成25年度 春夏コースの第3回目となる野外講座「寺院と古城から日本文化史を探る」旅。

 

新緑の京都 三尾(さんお)※を訪ねて

栂尾山(とがのおさん)高山寺と高雄山(たかおさん)神護寺に行ってきました。

※京都西北の山間地、高雄(高尾)、栂尾(とがのお)、槇尾(まきのお)を合わせて三尾と呼ばれ、

古来より紅葉の名所として知られています。

 

 7:20マリンピア出発  桂川PAで人数分のお弁当を積み込み車内で昼食

京都らしくお弁当の名前は「舞妓はん」、お茶付き!おいすぃ~

はっ!撮影する前に少し食べてしまったぁ…卵焼きと空揚げは、どこにあったでしょう?

 

 

11:50 栂尾山 高山寺に到着。

高山寺は、世界文化遺産です

 

 

 

市営駐車場より裏参道の階段を登ります。

 

 

国宝 石水院へ

 

石水院は、明恵上人(1173~1232)が後鳥羽院より学問所として賜った建物です。

 

 善財童子(ぜんざいどうじ) 和みます

 

後鳥羽上皇の勅額「日出先照高山之寺」 華厳経からとられた一句だそうです。

 

寺号“高山寺”は、ここから付けられました。

高山寺といえば、こちら

 

カエルやウサギが擬人化されて描かれた「鳥獣人物戯画」

歴史の教科書に載っていましたね~ こちらには、全4巻のレプリカがあります。

 

石水院を出ると間もなく左手に“日本最古之茶園”の石碑が立つ栂尾茶園があり、

垣根の内側にはお茶の木がいっぱい植えてありました。

 

 

古くから明恵上人は「茶祖」、栂尾山は茶の発祥地といわれており、

宇治の茶業者は毎年自家製の新茶を上人の廟前に献供(11月8日)するのだそうです

 

12:45  高雄 神護寺へ。

 

高雄山の中腹にある神護寺は、古くから紅葉の名所として親しまれています。

平安京造営の責任者であった和気清麻呂(733~799)が建立したのが始まりで、

その後、最澄は天台宗、空海は真言宗の基礎をこの地で築いたと言われています。

 

 

 

澄み切った空気と青紅葉に心が癒されます。

 

 

 

駐車場から神護寺への道のりはなかなかハードな坂道であります。

 

 楼門

 

 鐘楼

 

 和気公霊廟

 

 金堂  朱塗りの組み細工が立派

 

 

金堂から石段を下りたところに、五大堂・毘沙門堂があります。

 

 閼伽井(あかい)  弘法大師が自ら掘られたと伝えられる井戸

 

ぐるっと一巡して、再び楼門へ。

 

神護寺をあとにします。

帰りは、嵐山・高雄パークウェイを通り嵐山へ。

 

 

 

修学旅行のバスがいっぱい。

 

嵐山でお土産を購入し、旅は終了です。

どらサァヤどら焼きの中に生八ツ橋が入っています。

 

今回訪れた栂尾山高山寺・高雄神護寺にて、御朱印を頂いて参りました

 

パンフレット

紅葉の季節にぜひ、再訪したいものです…

 

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